AGLOC

- the International Agricultual club of KOBE Univ. -

台湾プロジェクト

留学生に篠山に来て農業や日本について知ってもらっているのなら、自分たちもどこか海外に行ってその国の農業を知ろう!と3泊4日で台湾に行ってきました。ピーナッツ工場、トマト農園、養豚場、田んぼ、ハマグリの養殖場などを訪れ、お話を伺ったり、実際にハマグリを採る体験をさせてもらったりしました。

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 ピーナッツは日本にも輸出しているということでした。トマトの栽培、ハマグリの養殖の仕方は日本と違いがないように感じました。しかし、トマト農園や養殖場は、広い敷地を少人数で管理している印象がありました。養豚場では、多くの豚が飼われていました。生後2ケ月の豚を6ヶ月間飼育しているそうです。私たちの食料として育てられているのを見ると何とも言えない気持ちになりました。日本と台湾の地形の違いも面白かったです。日本では、特に篠山は周りを見渡すと山が見えますが、台湾の南部、雲林懸では山がなく、どこまでも平地でした。そのためとても強い風が吹くということでした。実際、吹いていました。食事も、台湾の伝統的なものやおすすめのおいしい朝ごはんなどを味わうことができました。

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 言語や文字が違うことは言うまでもないですが、これらの他にもここが日本ではなく台湾なのだと感じさせることはたくさんありました。台北だけでなく、雲林懸にも行けたことで複数の側面から台湾を知ることができたと思います。
 今回は台湾からの留学生とその家族、親戚とその友達の方、そして見学先の方々の協力があり、有意義なものにすることができました。急なスケジュールにも関わらず、都合をつけてくださり、ありがとうございました。日本人だけではただの観光で終わってしまっていたでしょう。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。参加者は個々人で思うことはあると思いますが、私はただの観光客で終わらない活動ができ、台湾に限らず、今まで以上に日本との違いや何がその国をその国にしているのかということに興味を持ちました。また、これまでの自分の知識の偏りも感じました。
 自分たちが海外に進出するというこの試みは、また行っていきたいと思います。興味のある方はぜひ参加してみてください。今後も広い視野を持ってAgriculture、local、globalが融合した活動をしていきます!

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